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種類によって症状も違う

カウンセリング

違和感があれば病院へ

楽しかったことに楽しさを感じられない場合や、何ごとも億劫になってやる気が失せているなら、うつ病も疑われますので、病院でチェックを受けるのが先決です。ただしいきなり精神科や心療内科へ行くのに抵抗がある場合は、ネットなどを利用して、無料のセルフチェックから始めましょう。うつ病は1種類とは限らず、幾つもの種類に分かれますから、自分がどのうつ病に掛かっているかある程度チェックできます。一般的にうつ病と呼ばれる種類は定型、もしくはメランコリー型となっており、常に気分がどんよりと重く、食欲不振やそれに伴う体重低下が主な症状です。心だけでなく、体が異様に重く感じる場合も多く、その状態ではお箸やコップ類ですら重たく感じることが少なくありません。このタイプのうつ病に掛かりやすい人は完璧主義者や几帳面な方をはじめ、責任を感じやすい人が発症するのも特徴です。しかし、責任感が薄い人はうつ病に掛からないという訳でもなく、この気質の人は非定型のうつ病を発症することが分かっています。現代型とも呼ばれるこのうつ病は、自分がやりたいことをしている間はうつ症状を発症せず、気が向かないことを始めたり考えたりすると、うつ状態になるのが特色です。それ故に周囲の人から怠惰やワガママと誤解されやすいのも特徴ですが、だからこそ病院へ通って治療に取り組むのが大切になっています。症状は過食やそれに伴う肥満化のほか、不眠に陥る定型と比べ、普段より多く寝過ぎるなど、メランコリー型とは総じて正反対の症状が出るのも特徴です。そして見過ごしやすいうつ病の種類には気分変調症もあり、これは冴えない心境が慢性的に継続することで、本人の人格に食い込んでしまう種類になります。平素から口数が少なくテンションも低いため、周囲の人はもとより本人でさえ、心の病気であることを自覚しづらいのです。ともすれば発症したのが10代の頃でも、うつと気付いて病院へ通うまで、10年を超える歳月が経過することも珍しくありません。性格の一部として上手く生活しているように見えましても、実際には疲れやすさに悩まされたり、集中力の欠落や絶望感に見舞われるなど、うつ特有の症状が伴います。このタイプもうつ症状のチェックを行えば発見できる場合がありますので、隠れた病気を浮き彫りにする目的でも、うつ病のチェックが役立つのです。また、うつには高齢者が掛かりやすい老年期性の種類や、出産後の女性では産後のうつなど、固有の状況が引き起こすタイプもあるため、必要に応じてチェックしておきましょう。とりわけ産後のうつは、類似のマタニティーブルーと誤認して治療が遅れるケースも見られますので、早めにうつのチェックを行うのが肝心です。産後のうつはお産直後のみならず、概ね6か月先まではいつ発症してもおかしくないとされており、さらに父親となったことでストレスを感じ、男性が産後のうつになる場合もあります。病院ならより正確なチェックを受けられますから、セルフチェックでうつが発見されなかった場合でも、心に違和感などがあれば、精神科や心療内科で診てもらってください。