ナース

自分の異変に気付こう

ウーマン

重症化する前に

うつ病の症状として、食欲や睡眠などの身体に表れるものと、気分の落ち込みや集中力の低下といった精神に表れるものがあります。どちらも長期化すれば日常生活に少なからず影響があり、それによって更にストレスを抱えてしまうことも多いです。そのため、自分の身体や精神にいつもと違うような違和感や、異変を感じたらうつ病チェックを行うのが良いでしょう。早めに気付いて病気について知ることで、早い段階で治療をすることが出来ます。まず、身体的な症状についてです。うつ病の患者によく表れるのが、睡眠障害や食欲不振、慢性的に続くだるさや疲れです。睡眠障害については、寝つきが悪く何度も目覚めたり、深く眠れない不眠タイプと、過度の眠気を感じてひたすら眠り続けてしまい、朝に起きられない過眠タイプにわかれます。学校生活や仕事のパフォーマンスにも不利益を与えることが多いため、週の半分以上この症状を感じることがあれば、早めに病院を受診するのがおすすめです。また、いくら休んでも疲れが取れず、普段食べられていた食数を食べたくないと感じるのも、うつ病の初期症状といえます。次に、精神に表れる症状についてです。どのように表れるかは個人差が激しい部分ですが、その分変わり方が大きく、周囲の人が先に気づくことも少なくありません。例として、今まで打ち込んでいた趣味や好きなことに対して興味が持てなくなり、日常で楽しいと感じることが減ることがあります。今まで継続していた習い事などが急につまらなく感じた場合は、他の症状が出ていないかチェックすると良いでしょう。また、気分の落ち込みが2週間以上続く場合も注意が必要です。一日中悲しい気分が続くケースや、夜間のみ激しく焦燥感に駆られるケースなど人によって様々ですが、長期化、重症化共にしやすい症状でもあります。自分の心の状態に普段から気を配り、異変を感じたら早めにカウンセリングなどの対処をすることが大切です。周囲から見て分かるような大きな変化がなく、自分でも気づかないような症状もあります。例えば、新聞やテレビを見ている時に、いつもより集中出来ず、内容が理解しにくいなどです。この症状からは、得た情報を吸収することが難しくなっていることが分かり、徐々に人との会話に影響を及ぼすことが多いです。他にも、家事や仕事に対してやる気が起こらず、出来なくなった項目が増えるなど、日常生活を送る上で気付けることがたくさんあります。普段からうつ病チェックの項目を把握しておき、自分の異変だけでなく、家族など周囲の人の異変にいち早く対処できるネットワーク作りをしておくと、いざという時にも安心です。病院や医療サイトなど、様々な場所でうつ病チェック表を手に入れることが出来ます。どの症状も、2週間以上続くようであればうつ病の疑いがあるので、日常で違和感を感じ始めた日や、どれくらい続いているのかを把握しておくと、病院を受診した際にスムーズに治療を受けることが出来ます。うつ病は誰でもなり得る病気です。いつもポジティブで、無縁だと思われやすい人にもうつ病になる可能性が充分あります。心の状態を過信せず、定期的にチェックをしましょう。